ペットホテル
2024年08月31日

ペットホテルの気持ち

 

 

《ヘルシーワンサポートのペットホテルの気持ち》

ワンちゃんの気持ちに1番に寄り添いたいホテルでありたい。

例えば『不安』 『怖い』 『寂しい』 『誰がいるのかな』 『1人じゃないかな?』 など‥

いろいろな気持ちをワンちゃん達は持っていると感じています。

中にはすぐに打ち解けられる子もいますが、環境の変化についていけない子も多いです。そのためにヘルシーワンサポートでは初めてホテルを利用されるお客様には見学(予約制)のお願いをしています。

ワンちゃんと一緒に来ていただき、30分~1時間ほどワンちゃんの様子を見ながらお話しさせていただいています。

この見学がとても重要だと本当に感じています。

当ホテルでは3800匹以上のお預かりをさせてもらっていますが、誰1人同じ性格のワンちゃんはいません。

また、お預かり中でも毎日のようにワンちゃんが変わっていくことで環境の変化があります。そこがどうしてもご自宅と違う環境になり同じようにはいかないですが、私たちが側に居ることで、少しでも安心して居心地の良い普段と変わらない自然体で過ごしてもらえるようにしていきたいと思っています。

《見学の重要性》

・なぜ予約制にしているのか?

当初はいつでも見学をしてもらえるようにしていましたが、見学中にお預かりしている子にもストレスがかかっている状態で、今まで吠えていなかった子が吠えたり、他の子が吠えると同じように吠えたり、その吠えに怖がったり、隅っこに行ったりとストレスをかけていたことに反省し、1日の見学の回数も1回〜2回とし、預かっている子にもストレスをかけないように予約制とさせていただきました。ご理解とご協力をお願いいたします。

・見学の所要時間(30分〜1時間)

時間はそれぞれ違いますが、ホテルの規定のお話をさせていただいた後にご質問やご相談をお伺いし、その時の雰囲気や性格等の判断で体験が必要かどうかもお話をさせていただいています。

実際のホテルの雰囲気を見てもらい、見学中の愛犬が家とはまた違う様子も見られると思います。ご一緒に見学に来ていただいたことで、 一緒に過ごした場所=安心の場所”として覚えているので、初めてのお預かりでも私達が思っている以上に早く打ち解けてくれる子が多いです。19年していて、こんなに見学が重要で必要なのかを実感させられています。

《体験の重要性》

1番はヘルシーワンサポートの雰囲気に慣れてもらうことです。

不安や怖がっているワンちゃんの場合、私たちは無理に抱っこをしようとはせず、ワンちゃんから寄って来てもらうのを待っています。

例えば、見学中でのワンちゃんの行動 (飼い主様のお膝から降りられない、外でおしっこができない、等)の場合は体験をお勧めしています。

体験は日帰り、1泊とその子に合わせながら飼い主様と一緒に決めていますが、長期のお預かりの場合や体験中の内容によっては何度かお願いする時もあります。

体験を重視している内容は「おしっこができるのか」、「おしっこの回数が多すぎないか」、「うんちの硬さがいつもと同じか」、「お水やフードを食べられるのか」 も慎重に観察しています。

初めは不安だと思うので他のワンちゃんとすぐに一緒にせず、どんな子が居ているのか等を見て、今の雰囲気にまず慣れてもらいたいです。

次のステップで他の子と少しずつ一緒に過ごしていき、それを徐々に増やして最終的にはフリーでみんなと一緒に過ごせられるようにしていきたいと思います。

中には最初からフリーで過ごす子もいますが、無理をせず 行動” “顔つき” などをチェックしながらワンちゃんの気持ちが「不安→安心→楽しい」に変化していくのを感じ取りながらストレスフリーを目指しています。

《本番‼︎ お預かり》

前もって見学や体験をしていてもお預かりする時に不安や寂しくなる子も当然います。

少しでも寂しくならないように飼い主様と離れる時は、玄関でさっと短時間でお預かりさせてもらっています。

飼い主様とのお別れの時間をなるべく少ない方が寂しがらず預かれるからです。

お預かりする部屋で別れると長い間寂しがることがあり、扉の前から離れなかったり、鼻を鳴らしたり、部屋内を探し回ったり、キュンキュンと泣く子もいます。

当ホテルのお預かりの理想は、飼い主様が「旅行へ行ってきます」 「出張へ行ってきます」 「実家へ帰ってきます」等、お出かけする時と同じ想いを持てるようにワンちゃん自身も「友達のお家へお泊まりに行ってくるよ〜」って喜んで当ホテルに来ていただくのが理想です。

愛犬と離れる事は寂しいとは思いますがお預けしていただいた後は、私たちに任せていただき、お預かり中での様子はLINEにて動画や写真でご連絡させて貰います。

飼い主様に少しでも安心してもらえるように私たちが側に寄り添って行きたいと思っています。

《ホテルに預ける前に》

《いつホテルへ預けてもいいように》

お問い合わせの電話や見学での判断で預かりをお断りさせてもらう場合があります。

①分離不安

家で過ごしている時も愛犬との適度な距離感は必要です。「常に膝の上に座らせる」「一緒の布団で寝ている」など、可愛いのはとてもわかりますが、災害や冠婚葬祭と突然、どこかへ預けないといけないことがあるかもしれません。

いつでもホテルをご利用できるように、いつ飼い主様と離れてもいいように、日ごろからトレーニングをする事は愛犬のためにも必要なことと思っています。

②よく吠える

散歩中、インターホン、来客、宅急便等で吠える子。吠える原因はたくさんありますが、吠える子や吠えられた子も少なからずストレスがかかっています。なるべく吠えさせない方がいいと思います。ドッグトレーナーさんや幼稚園やしつけ教室等にご相談されることをお勧めしています。

③食べられるように

場所が変わると全くフードが食べられない子もいます。食が細い子もいます。少しのお預かりならフードを食べられなくてもオヤツなど少しでもお口に入れてもらえる場合ならお家に帰ってしっかり食べてもらえるのでお預かりは大丈夫ですが、長期のお預かりで食べない場合や胃液を吐く場合はお預かりができず、まずは体験で少しずつホテルに慣れ、食べられるようになってからのお預かりとなります。

《ホテルの環境・衛生面の重視》

愛犬を預けるホテルを少しでもキレイな環境な所に預けたいと思っていませんか?

ヘルシーワンサポートは2022年6月にリニューアルをしました。私たちがこだわったのは「清潔感」「匂い」「安全性」です。

床は段差のないバリアフリー。足腰に少しでも優しくなるようにクッション性を持たした3重構造にしています。

壁は強度の高い腰壁パネルを貼り消臭性に優れた漆喰を塗っています。

おしっこやうんちの処理もすぐ行い、消臭性に優れた除菌スプレーを使いさらに舐めても害のない物を使用しています。

またお預かりスペースにはソファー等の段差のものは一切置いていません。

ご見学の際に見て臭ってみてください。お客様からも好評いただいております。

《最後に…》

最後になりましたが、数あるペットホテルの中からヘルシーワンサポートを探して頂き本当にありがとうございます。

この19年間はお客様の意見も聞きながら一緒に成長してきたホテルです。この歩みは本当に濃く、大きくさせて頂きました。

“ワンちゃんの気持ち”

“飼主様の気持ち”

“私たちの気持ち”を大事にしたい。

ワンちゃんは、「また行きたい」

飼い主様は、「また預けたい」

私たちは、「また来て欲しい」

と思って頂けるペットホテルでありたいと思っています。

これからも変わらずヘルシーワンサポートとお客様とワンちゃんと良い三角関係でありたいと思います。

また、これから利用しようかなと悩んでいるお客様が利用しやすいように“第二の家”“第二の親”になれるように頑張ります。

 

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