ペットホテル
2024年07月27日

ヘルシーワンサポートのケージレスペットホテルについて

《ヘルシーワンサポートのケージレスとは》

サークルやゲージに入れないワンちゃんの預かり方ホテルスタイルです。

“フリースペース“、“ケージレス“、“ケージフリー“、“ノンケージ “と呼び方は様々ありますがサークルに入れないペットホテルのことを言い、当店もこのスタイルの預かりをしています。

現在はケージレス型のペットホテルも増えて来ていますが、当ペットホテルはオープンして19年目になります。

この19年間の中、経験から学んだこともたくさんあり誰一人として同じ性格の子は居らず、一人ひとりに向き合いながらワンちゃん達と共に成長してきたホテルだと思っています。

《ヘルシーワンサポートのホテルスタイル》

ワンちゃんが安心して過ごせられるように、ワンちゃんに合わせた預かりをしています。

例えば、“人は大好き” だけど、“他のワンちゃんは苦手” だというワンちゃんの場合は頭数を減らし、見学時にお客様と充分に話し合い、中には体験をしてもらって、少しでもストレスを軽減できるようにしています。

フリースタイルなだけに、ただ預かるだけではなく、一人ひとりに向き合っていきたいと思っています。

ですので、当ホテルはワンちゃんの頭数を決めて満室にするのではなく、予約を受ける中で一人ひとりの性格を見ながら頭数制限を調整しています。

フリーでの預かりは “家の環境に近いように預かりたい” という思いから始まったのですが、お家とは大きく違うのが他のワンちゃんとも一緒に過ごさないといけないということです。預かっていて感じることは、本当にどのワンちゃんも人が大好きで、お家でたくさんの愛情が注がれているのがわかります。その分、他のワンちゃんとのふれあいが少なく、犬社会の経験不足のワンちゃんも居られます。

どのワンちゃんに対しても自分の家とは同じようにできないけれど、“第2の家”として安心できる居場所を作っていきたいと思っています。

無責任に預かることをせず、最初に見学(予約制)をしていただき、見学時の様子を見ながら、お客様とどういう環境でお預かりをしたら良いかを話し合って、“第2の家”を目指しています

《セカンドハウス》

ご自宅と同じようにリビング内を自由に過ごしていただけます。

ほとんどのワンちゃんは、ご自宅をフリーで過ごしていますので、フリースペースのペットホテルを探されている飼い主様は多いと思います。

当ペットホテルは、私たちが過ごしている家のリビングで一緒に過ごすのでセカンドハウスとして過ごすことができます。

ペットホテルが苦手なワンちゃんもケージに預けるのに抵抗のある飼い主様も安心していただいています。

ワンちゃんも友達や親戚のお家にお泊まりに来る感じと思ってもらえればいいですね!

スタッフも僕と妻だけなので家族の一員として過ごせられたらと思います。

過ごし方も普段と変わらない感じで自由にくつろいでもらえることを一番に思っています。自分の好きな場所や自分のベッドで寝るのもいいですし、僕や妻の膝の上や横でくつろぐのもいいですよね。

また、ストレスを感じやすい子は、極力ご自宅と同じような環境を作ることもあります。

例えば、自宅のトイレトレーにしかオシッコができない子はトイレトレーを持ってきていただいたり、夜はサークルで寝ている場合は、そのサークルを持ってきていただいたりしています。自分の匂いが付いているものは安心できますよね。

あと注意している事は誤飲防止です。

料理中は誤飲防止のため、キッチンに行けないようにサークルで仕切り、私たちの食事中も口や手が届かないように注意しながらカウンターで食事をしています。

ワンちゃんたちの食事も同じで、飼い主様には『いつも食べているフードを持ってきてください』とお願いしています。預かっているワンちゃんの中にアレルギーを持っている子も居ます。家では置きっぱなしというご家庭もあり様々です。当ペットホテルでは他のワンちゃんも一緒に生活をしていますので、アレルギーの子は他の子のフードを食べないようにしないといけません。フードを置きっぱなしはできないですが、時間を小刻みに分けて食事時間を作ったりしています。できるだけいつものご家庭のスタイルをすることで、ストレスを軽減していくのも一つの方法です。

《19年目のゲージレスペットホテル》

開業時はホテルではなく、手作りのドッグフードの販売や配達からヘルシーワンサポートの始まりです。

前職の警察犬訓練士の仕事を離れてからワンちゃんに対しての見方や気づかされることが増えたのもありました。その一つとしてベッドライフを楽しんでいる風景の中で気になったのが、“ ポッチャリ体型 ”のワンちゃんに目がいくようになり、そのワンちゃんや猫ちゃんの食事についてもっと飼い主の意識が高まれば良いなぁと考えたのがきっかけでした。前職の経験から自分に何かできる事はないのかなと考え始めたのがきっかけです。

それからは カロリーを控えた手作り食を考え、飼い主様にアドバイスや相談をメインとしてきた中で、飼い主様やワンちゃんと猫ちゃんとの信頼関係もできてきた時に、飼い主様からお預かりの話しをいただきました。私に『安心』という言葉をかけてもらえたことで、もっと自分にできることもあるのでは…ともう一歩前進してみることにしました。

初めは、一家族限定から預かりを始めました。預かり中も飼い主様と意見交換しながら、預かる部屋の中の環境もその都度、変更や工夫を積み重ねてきました。

一家族から二家族、三家族と口コミで預かりが増えてきたのも本当にうれしかったです。ホームページを作っていても文章では伝えきれないことも多いため、見学に来て実際の目でホテルの内容を見てもらい納得をしてもらった上での予約を重視してきたのも信頼に繋がってきたのだと思いました。

また、ワンちゃん自身も一度、家族様と一緒に来てもらったことで匂いや雰囲気などを覚えてもらえていて、いざ本番の預かる時には受け入れてもらいやすくなるのも感じました。ワンちゃんと話せない分、行動や仕草が敏感に出ますのでお互いの信頼関係の大事さが今の19年間に繋がってきているのだと思っています。

 

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